Force Touchの仕組みと、その活用方法について詳しくは、こちらの記事を参照してほしい。4つのセンサのおかげで、パッド表面のどこをクリックしても同じ結果を得られる。また、センサと触覚的な(またはタップの)反応を組み合わせる「Force Click」効果により、アプリやタスク内で2段階の強さのクリックを感じることができる。ファイルの上、あるいは個々の単語の上で強めの2段階クリックをして、コンテキスト依存コンテンツを表示することができる。ポップアッププレビューや、辞書の参照、「Apple Maps」での道順の表示などだ。
Magic Keyboardも円筒形のバッテリコンパートメントがなくなり、底面全体がデスクと並行に面するようになった。Appleによると、キーボード全体の面積は13%小さくなった一方で、1つ1つのキーはわずかに大きくなり、また各キーの下にシザー機構が採用されているという。最上段に並ぶファンクションキーは、従来のApple製キーボードでは半分のサイズだったが、フルサイズのキーになった。試用したところ、タイピングの感触は従来のキーボードとよく似ている。また、他のMacに搭載のキーボードとも似ているが、広く浅いキーを採用している12インチMacBookは別だ。
Magic Mouse 2は、3つのアクセサリのなかで最も変化が少ない。本体は変わらないが、底面パネルのラバー部分は改善され、テーブル上やマウスパッド上で動きがさらに滑らかになった。そのミニマリスト的なデザインを好む人もいるが、これまで筆者のお気に入りのマウスになったことは一度もない。筆者は何年も前から、Magic Mouseの代わりにトラックパッドを使うよう勧めてきた。Magic Trackpad 2になって、価格が上がってしまったのは残念だ。それでも筆者はマウスではなくトラックパッドを選ぶが、マウスの熱烈なファンの意見は違うだろう。なにしろ、マウスの時代は終わったとか、デスクトップでもタッチパッドの方が断然優れていると書いたときにも、猛反発を受けたからだ。
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