GNネットコムジャパンは12月2日、Jabraブランドから3機種の新製品を発表した。「今最も力を入れている」というスポーツ用イヤホン「Jabra SPORT PACE WIRELESS」から、アウトドアでの使用を意識したヘッドセット「Jabra STEEL」、ネックバンドタイプのステレオイヤホン「Jabra HALO FUSION」までをそろえる。いずれもBluetooth接続ができるワイヤレスモデルだ。発売は12月18日から順次。
Jabraは、デンマークに拠点を置くGNネットコムが手がけるブランド。補聴器などを取り扱うほか、ヘッドセットブランドとして広く知られる。
GNネットコムジャパンモバイル営業部営業部長の粟山茂氏は「GNネットコムでは、ウェアラブルではなく『ヒアラブル』という造語を作り、耳につける次世代の製品を開発している。ポイントは 小型で使いやすく、高音質であること。Jabraのモデルにはそのすべてがそろっている」と製品開発の方針を説明した。
Jabra STEELは、IP54相当の防塵防滴性能と耐衝撃設計を施したアウトドア、屋外業務向けのヘッドセットだ。GNネットコムが世界4カ国1000人に調査したところ、屋外作業中にヘッドセットを使用しているケースが多く、その際雨風の強い場所で使うこともある、との結果を得て商品化に至った。
本体には、大きめの応答ボタンと電源ボタンのみを装備し、手袋をつけていても使えるようなデザインを採用。両手がふさがっていても通話応答ができる音声コントロールを備える。
サイズは高さ63mm×幅16mm×奥行き24mmで、重量約10g。周囲の雑音をシャットアウトする「ノイズブラックアウト機能」や省電力の「パワーナップ機能」により、アウトドアでの使用に最適としている。内蔵充電池で駆動し、約2時間の充電で最長6時間の通話に対応する。税別価格は1万3800円で、発売は12月18日。5年間の長期保証が付く。
Jabra SPORT PACE WIRELESSは、8月に発表した「JABRA SPORT COACH WIRELESS」の兄弟モデル。すでに発売されている「Jabra SPORTS PULSE WIRELESS」と合わせ、3モデルで展開する。
カジュアルランニングやウォーキングなど、ライトな運動での使用を想定しており、連携するスマートフォンに専用アプリ「Jabra SPORTS APP」をインストールすれば、距離や時間、ペース、カロリー消費などのデータ計測も可能。スポーツアプリ「endomondo」「Runkeeper」「STRAVA」「MapMyFitness」「runtastic」などとのデータ共有にも対応する。
ケーブル部には夜間でのランニングやウォーキングでも目立ちやすい反射素材を使用。約2時間の充電で、最長5時間の音楽再生ができるほか、約15分の充電で1時間の使用ができる急速充電機能も備える。
ケーブルの長さは60cmで、重量約21g。イエロー、ブルー、レッドの3色をそろえる。税別価格は1万5800円。2016年2月上旬の発売になる。
Jabra HALO FUSIONは、通話も音楽再生もどちらでも使えるネックバンド型のBluetoothイヤホンだ。ワイヤレス接続ながら、ネックバンドタイプを採用することで、耳から外した時に首にかけられるなど、使い勝手が良い。
重量は21gと軽く、コントロール部で通話と音楽を簡単に切り替えられるワンタッチコントロールを採用。約2時間の充電で、最長約6.5時間の使用が可能だ。想定税別価格は9800円。12月18日に発売する。
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