GNネットコムジャパンは8月6日、Jabraブランドのスポーツ用イヤホン「JABRA SPORT COACH WIRELESS」(ジャブラスポーツコーチワイヤレス、以下COACH)を発売すると発表した。50以上のトレーニングメニューを設け、複合的なトレーニングができる「クロストレーニング」に最適としている。発売は8月7日。想定税別価格は2万4800円になる。
Jabraは、ヘッドセットのリーディングカンパニーとして知られるデンマークの企業、GN ネットコムが手がけるブランド。GNネットコムジャパンのコンシューマーソリューションズ ジャパンカントリーマネジャーである李明旭氏は「GNネットコムは、法人向けのヘッドセットのほか、コンシューマ向け製品も展開している。2013年からは音楽用に特化したBluetoothヘッドホンを発売。その中でも今最も注力しているのがスポーツ向けモデルだ。今回発表したCOACHは、50以上のトレーニングメニューからオリジナルのトレーニングプランを組み立てることで、初心者から上級者までが使用できるというもの。補聴器メーカーで培った技術も採用し、音には非常に自信がある」と話した。
COACHは、インナーイヤー型のBluetoothイヤホンと専用アプリ「Jabra Sport Life」を組み合わせて使うワイヤレススポーツ用イヤホン。イヤホンには「Track Fitモーションセンサー」を内蔵し、専用アプリと連携することで、ペース、歩数、ルート(屋外でのトレーニングのみ)、ケイデンス、カロリー消費量、距離、時間が計測できる。
アプリには「縄跳び」「ニージャンプ」「腹筋」「腕立て伏せ」など、50以上のトレーニングメニューを備え、それらの回数や秒数を決めてトレーニングメニューを組み合わせられることが特徴。5つのトレーニングメニュー例もプリインストールする。トレーニングメニューを設定しておけば、プラン通りにトレーニングが実行されているか、音声コーチングによる適正なガイダンスを受けることが可能だ。
音声によるガイダンスのため、トレーニング中にスマートフォンの画面を確認することなく続けられ、計測したデータはアプリ上で一括管理ができる。アプリの対応言語は日本語、英語、フランス語、ドイツ語、簡体字中国語。スポーツアプリ「endomondo」「Runkeeper」「STRAVA」「MapMyFitness」「runtastic」などとのデータ共有にも対応する。
ヘッドホンには、4サイズのイヤージェル、3サイズのイヤーウイングを付属し、耐衝撃、防塵、防滴設計を施す。ケーブル長は80cmで、マイク付きリモコンを装備。microUSB経由で充電できる充電池で駆動し、約5.5時間の使用が可能だ。重量は約16g。トレーニングメニューは随時追加予定としている。
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