ハイテクなファッションをスマートウォッチとは違う方向性で楽しみたい人に向け、以前スマートブレスレット「Eyecatcher」を紹介した。ブレスレット表面の模様が電子ペーパー画面(EPD)で自由に変えられるうえ、時計やスケジュール、各種通知を表示できる優れものだ。
ただし、EPDは表示切り替えの応答性が低く、表示を頻繁に切り替える用途には適していない。そのため、Eyecatcherのスマート機能は制約が多い。
そこで、スマートウォッチ「Apple Watch」と組み合わせることでEyecatcherの物足りなさを解消するスマートブレスレット「Bracelite」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Braceliteは、Eyecatcherと同様にEPDで表面の模様を変えられるブレスレット。しかしEyecatcherと違い、時計表示やスマートフォンからの通知表示などの機能は備えていない。その代わり、Apple Watchのバンドとして使えるデザインを採用することで、機能性とファッション性の両立を図った。
38mmサイズと42mmサイズの両Apple Watchに取り付けられる。Apple Watchと接続する部分にカバーを被せれば、単体のブレスレットとしても使える。
搭載するEPDは4.9インチ(720×120ピクセル表示)の細長いタイプ。表示解像度は150ppi。16階調のグレースケール表示が可能。
ブレスレットの模様は、Bluetoothで連携させたiPhoneまたはAndroidスマートフォンのアプリで変更する。用意されたデザインのなかから好きな物を選んだり、着ている服の模様をスマートフォンで撮影してそれを設定したりできる。時刻などに応じて表示パターンを自動変更する機能もある。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2016年1月11日まで。目標金額は8万ユーロだが、記事執筆時点(日本時間12月2日12時)で支援はまだ得られていない。
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