日本マイクロソフトは11月27日と28日の2日間、秋葉原UDXにてWindows 10の最新ゲームタイトルを体験できるイベント「Windows 10 GAME DAY」を開催している。入場・参加費は無料。両日とも開催時間は19時までで、28日は11時から開場する。
会場では「LORD of VERMILION ARENA」や「アサシン クリード シンジケート」、「Fallout 4」などWindows 10に対応したゲームタイトルの試遊やステージイベントが行われる。また来場者にはスペシャルグッズのプレゼントも用意されている。
開催に先立って、Windows 10におけるゲーム関連の取り組みについて説明するプレスセッションを実施。登壇した日本マイクロソフト 執行役 コンシューマー&パートナーグループゼネラルマネージャーの高橋美波氏は、ゲーミングの観点からのWindows 10のポイントとして、4K品質の映像処理、マルチチャンネルサラウンド対応、ゲーム映像のキャプチャや編集、共有を簡単にするGame DVR、新たなAPIであるDirectX 12の搭載の4点を挙げた。
さらにXbox OneとWindows 10の連携機能を強化。カーネルを統合したことによって開発の負担が軽減されたことをはじめ、ストリーミングによってXbox OneのゲームとWindows 10搭載のPCでプレイすることも可能という。実際にストリーミングによるデモプレイが行われたほか、ゲームの録画や不要な部分のカットなどの編集機能など、Game DVRについても紹介。最大10分までさかのぼってバックグラウンドで録画できるといった便利な機能にも触れていた。
また、昨今人気ゲームも登場しているFlashで動作するブラウザゲームについて、最新のブラウザ「Microsoft Edge」では、Adobe Flash Playerによるプレイや、ゲーム用APIによりXbox Oneのコントローラで操作できること、サウンド用のAPIも用意されていることなど、ゲームとの親和性の高さをアピー ルした。
高橋氏は「Xbox OneとWindows 10搭載のゲーミングPCをつないで、コミュニティの拡充をしていく。そしてゲームを生活の一部に取り込ませたい。そのためには、クロスデバイスで同じようなゲーム体験ができることが大事。タイトルラインアップも重要で、2016年に向けて拡充していく。コンソールだけではなくクロスプラットフォームでゲーミングの体感を変えていきたい」と語った。
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