運送業界のUber目指す--CBcloud、運送会社と軽貨物ドライバーのマッチングサービス

坂本純子 (編集部)2015年11月27日 08時00分
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 CBcloudは、運送会社とドライバーとのマッチングをスマートフォンから行えるサービス「軽 town クラウド運行管理」を2016年1月15日から開始すると発表した。

 サービス開始に先駆け、全国のフリードライバーを募集中だ。登録および利用料は無料。登録はウェブサイトから行える。2016年内に5000名の登録、運送会社1000社の導入を目指す。

 CBcloudは横浜市に本社を置くベンチャー企業だ。2014年2月より軽貨物運送の荷主企業とドライバーをマッチングする「軽 town」を運用している。

 軽 townでは、登録ドライバーにタブレット端末を貸与してマッチングサービスを運用してきたが、さらなるサービスの普及を目指し、タブレット端末と同等の機能を持つ無料アプリを開発。アプリと連動した軽 town クラウド運行管理を公開する。

 軽貨物のドライバーは通常の一般貨物と異なり、個人事業主として活動するドライバーがほとんどで、中にはフリーのドライバーもいるという。ドライバー不足と言われる運送業界の中で軽貨物のドライバーは増えており、その事業者数は全国で15万人を超えると言われる。

 CBcloud 代表取締役の松本隆一氏は、「会社に所属しないフリードライバーが多い軽貨物業界において、マッチングの需要は高く、多くの可能性を秘めている。いずれはタクシーのUberのように、一般の個人がタクシーを呼ぶ感覚で配送依頼をかけられる日も遠くはない」と語る。

 マッチング方法は、サービスを通じて軽貨物団体が荷主企業からの配送依頼情報を全国のフリードライバーに一斉配信し、マッチングを実現する。

 ドライバー自身は希望と合致する仕事にアプリまたはウェブサイトからエントリーでき、膨大な数の依頼から希望に合わせて走行距離やルート、時間帯を選べる。現状の課題となっている、配送後の空車での移動距離を限りなく削減できるとしている。また、ファックスや電話で行っていた運行報告もアプリから行え、実績確認画面で最新の売上高をいつでも確認できるメリットがある。

 導入した軽貨物団体には専用IDとパスワードを発行し、ウェブサイトで業務管理が行えるようにする。ウェブサイトから業務管理が行えるため、自宅のPCやタブレット、スマートフォンなどからシステムへの入力が可能だ。また、導入した貨物団体が荷主企業に専用IDを発行することにより、荷主企業はサイト内の専用ページから、料金や運行の詳細情報を瞬時に閲覧できる。

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