韓国のエレクトロニクス複合企業であるLGは現地時間11月19日、「LG Pay」を開始する計画だと発表した。このサービスにより、おそらくLGのスマートフォンがデジタルウォレットとして使えるようになると思われる。
モバイル決済を次なる重要サービスだと考える企業に、LGが加わった。商品やサービスの代金をスマートフォンで支払うというアイデアは何年も前からあるが、「Apple Pay」の登場で2014年終盤に消費者の関心が高まり、続いてGoogleの「Android Pay」とサムスンの「Samsung Pay」が登場した。
「G4」などのハイエンド機が成功をおさめながらも、スマートフォン事業の市場シェアが縮小しているLGは、韓国クレジットカード最大手2社である新韓カードおよびKB国民カードと提携して、LG Payのサービスを開始する。しかし、韓国の国外にも進出するのかなど、その後の展開については詳細をほとんど明らかにしなかった。
さらに、Apple PayやSamsung Pay、Android Payと同じように、LG Payもスマートフォンをレジにかざして商品やサービスの代金を支払えるものになるのか、それとも、LG製デバイスを使ったオンライン購入が簡単になるだけのサービスなのかについても、明らかにされなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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