「Galaxy Note 5」の販売が開始された8月にスタイラスペンの「S-Pen」をホルダーに逆方向に挿すユーザーが続出し、デバイスが壊れる事態さえ起こっていたのを覚えているだろうか。このたび、サムスンがこの問題の解決に乗り出していたことがわかったが、その方法はデザイン上の欠陥をなくすのではなく、追加で警告ステッカーを貼るというものだった。
この問題はよくあるデザイン上の欠陥だ。S-Penのホルダーは、ペンをどちらの方向からでも挿入できるように設計されている。さらに悪いことに、ペンを無理やり本体に挿入すると、ペンを収める部分の機構が壊れてしまう可能性があるのだ。
サムスンのこの問題に対する当初の対応は、次のような声明を発表するというものだった。
「Galaxy Note 5のユーザーの方は、ユーザーガイドの指示に従い、問題が起こらないようにすることを強くお勧めします」
だが、ユーザーガイドを読む人などいないという事実を、サムスンは今になってようやく認識したようだ。Galaxy Note 5を開梱する様子を写した最近の動画によれば、Galaxy Note 5を新しく購入したユーザーのために、スタイラスの問題を前もって注意する警告ステッカーが新しく貼られているようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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