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手書き文字でユーザー認証する「BioTect-ID」--指紋や虹彩と違い「変更」可能

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 スマートフォンにも指紋認証や虹彩認証、顔認証といった生体認証セキュリティが採用されるようになってきた。生体認証は利便性が高く使いやすいものの、個人の身体的特徴を利用しているため、認証データが流出した場合などでも変更できない短所がある。

 それに対し、手書き文字認識を採用するスマートフォン向けセキュリティアプリ「BioTect-ID」は、生体認証の手軽さとパスワードの柔軟性を両立できるシステム。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中だ。


手書き文字でユーザーを認証(出典:Kickstarter)

 BioTect-IDは、手書き入力される4桁の文字や数字、記号、顔文字でユーザー認証をするシステム。特定のアプリやデバイス全体を不正アクセスから保護する。指紋、虹彩などの身体的特徴を利用する生体認証と異なり、いつでも変更可能なメリットがある。


特定アプリやデバイス全体を保護(出典:Kickstarter)

 4桁しかないが、各手書き文字の形、書く速度、書き順などの相違を判定基準としており、単純なパスワードに比べ強度が高い。どの桁から書き始めることも可能で、例えば1桁目、3桁目、2桁目、4桁目の順番で書くと強度を高められる。故意に枠からはみ出すように書けば、推測がさらに困難になる。


単純なパスワードより推測が困難(出典:Kickstarter)

 入力は、タッチパネルを指でなぞるほか、スタイラスやマウスでもできる。筆跡を画面に表示しないモードを選ぶと、盗み見られる心配もない。その点も、音声やジェスチャによるユーザー認証より優れている。

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月16日まで。目標金額の2万5000ドルに対し、記事執筆時点(日本時間11月18日11時)で集まった資金は1666ドル。

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