動画制作プラットフォーム「Crevo(クレボ)」を運営するCrevoは11月18日、一律10万円で即日納品可能なテンプレート動画制作サービス「Crevo Lite」の提供を開始した。これまでは最安で18万円からだった。
Crevoは、アプリの紹介動画やチュートリアルの動画など、アニメーション動画の制作に特化したクラウドソーシングサービス。Crevo代表取締役の柴田憲佑氏によれば、現在2000人のクリエイターが登録しており、利用企業数は400社に及ぶという。
Crevo Liteは、約100種類の中から依頼主が選んだテンプレートに合わせて動画を制作する、エントリー層向けのサービス。編集する写真や動画の素材は依頼主が用意する必要がある。料金は、テンプレート利用料と編集費を含めて一律10万円。指定の期限までに素材を入稿すると最短で即日納品される。
活用シーンとしては、アパレルやインテリア雑貨などの製品紹介や、スマートフォン向けアプリの紹介、採用活動などに利用する会社紹介、飲食店や美容室などの店舗紹介、不動産物件の紹介などを想定しているという。
低価格な動画制作サービスを提供する狙いについて柴田氏は、大手企業だけでなくプロモーション費用が限られる中小企業やベンチャー企業にも動画の活用という選択肢を提供したかったためと説明する。
100カ国を越える海外の動画クリエイターがあらかじめ制作した動画テンプレートを活用し、国内の動画クリエイターが依頼主から提供された写真・動画素材をスピーディに編集するというグローバルな分業体制を構築することで、低価格かつ短納期な動画制作を実現したという。
現在は、「アプリ・ゲーム」「採用・会社紹介」「EC・アパレル」「不動産・施設紹介」という4つのジャンル限定で動画テンプレートを用意しているが、今後は店舗向けや旅館・ホテル向けなど、ジャンル別のテンプレートを増やしていく予定。
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