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磁石内蔵ボールで分子模型を作る「Snatoms」、Kickstarterで人気

 手軽に分子模型を作れるキット「Snatoms」が、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で人気を集めている。


分子模型が手軽に作れる(出典:Kickstarter)

 Snatomsは、磁石を内蔵するボールを互いに吸着させて分子模型を作ることのできる教材。分子が複数の原子で構成されていることがイメージしやすく、化学を楽しみながら学ぶのに適している。


化学の学習に最適(出典:Kickstarter)

 研究の現場でも、分子模型は考案した分子の構造が現実的かどうか確認するために活用されているそうだ。棒とボールをのりで貼り付ける従来の分子模型と異なり、Snatomsは磁石で手軽に組み立てられるので研究の効率化に貢献する。さらに、棒がない分よりリアルに分子をイメージでき、磁石の吸着力にも原子間の引力を想起させる効果があるという。


従来の模型キットより使いやすくリアル(出典:Kickstarter)

 キットに含まれる原子ボールの数は、水素(H)が12個、炭素(C)が6個、酸素(O)が6個。これらの原子で、基本的な水素分子や水分子から、シクロヘキサノンやグルコースなどの複雑な分子が組み立てられる。


単純な原子から複雑な分子ができる(出典:Kickstarter)

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月24日まで。記事執筆時点(日本時間11月16日11時)で、目標金額4万2000ドルの5倍を超える約21万4000ドルの資金を集めている。

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