Magicシリーズで新たに採用された共通仕様は、乾電池からバッテリ内蔵になったこと、Lightningポートを搭載したこと、Bluetooth 4.0をサポートしたことの3点だ。この3つの要素によって、前述の電池の問題と接続の問題を解決してくれた。
Magic Trackpad 2は、バッテリ内蔵となり、用意されたLightningポートを使って充電する仕組みへと変更。お察しの通り、煩わしい電池交換や充電池の充電は不用となり、iPhoneでも利用しているUSB-LightningケーブルをMacと接続するだけで充電が完了する。
しかも、製品にはLightningケーブルが付属してくるため、iPhoneやiPadユーザーとしては、予備の(高額な)ケーブルが手に入る点でもうれしい。ちなみに、Lightningケーブルは、充電だけでなく、Bluetooth接続のペアリングの作業にも利用できる。
充電時間は2時間で満充電されるが、5分程度で9時間駆動するだけの電力を蓄えられるという。ただし、充電時間を考えなくても良いだろう。その理由は充電しながらでも、Macで利用し続けられるからだ。
Magic Trackpad 2のBluetooth接続は、同じ部屋でもきちんとつながり続けてくれていた。これまでであれば、頻繁に接続解除の表示が出る難しい環境であったが、無線の接続の信頼性は上がっているようだ。
もしもそれでもMagic Trackpad 2の無線接続が干渉を受けて不安定になる場合でも、解決策が用意された。前述のLightningケーブルを挿しっぱなしにして使う場合、Bluetoothはオフになり、MacとはUSB経由での接続になるからだ。
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