自動車製造ベンチャー企業Local Motorsが、量産化を目指す3Dプリントカー「LM3D Swim」を披露した。
全電気式のLM3D Swimは、構成部品の約75%が3D印刷で作られているが、このテクノロジは進展し続けており、Local Motorsはその比率を90%にアップすることを目指している。Swimの車体は、7月に終了したクラウドソーシングによるコンテストの結果が採用されている。Local Motorsの最高経営責任者(CEO)Jay Rogers氏は、Swimを披露したSEMAで「この数か月間で当社のエンジニアたちは、レンダリングにすぎなかったものを今皆さんの目の前にある車へと変えた」と述べた。
Local Motorsは、3D印刷の最大の利点の1つであるスピードを生かしている。同社は、2016年中にLM3Dの複数のモデルを同一のシャーシで展開したい考えだ。
Local Motorsは非常にめまぐるしいスケジュール体制で運営を進めているところだ。同社のプレスリリースによると、同社の3Dプリントカーの予約注文は2016年春から開始される予定で、予想小売価格はおよそ5万3000ドルだという。初回の納車は2017年の予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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