Googleが同社モバイルOSの最新版「Android 6.0 Marshmallow」をリリースしてから1カ月が経ち、同OSの最新版が稼働するAndroid端末は全体のわずか0.3%であることが分かった。
新端末「Nexus 6P」と「Nexus 5X」に標準装備されているAndroid 6.0 Marshmallowだが、Googleが発表した11月のバージョン別シェアに同OSがかろうじて食い込んだ形だ。尚、シェアが0.1%未満のバージョンはこの一覧から除外されている。
10億台超にのぼるその他のAndroid端末(NexusやAndroid Oneを除く)についても、Marshmallowを搭載する新端末の出荷やOEMによるアップデートのリリースに伴い、Marshmallowのシェアが緩やかに上昇し始めたことを今回の数字は示している。
Marshmallowにとってプラスとなる兆候として、今回のように早い段階でデータに現れたことが挙げられる。「Android 5.0 Lollipop」は、2014年11月初旬のリリースから2カ月たっても依然として0.1%のしきい値を超えておらず、10%のシェアを獲得するまでに6カ月かかった。
Androidの以前のバージョンについて内訳を見てみると、2014年リリースのLollipopが25.6%の端末に搭載されているのに対し、2013年リリースの「Android 4.4 KitKat」が37.8%と最大のシェアを占めている。
一方、「Jelly Bean」は3つのバージョンを合わせるとAndroid端末の30%で稼働しているのに対し、約7%の端末ではそれより古いAndroidバージョンが稼働している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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