楽天は11月5日、2015年度1~9月期(第3四半期)の連結決算を発表。売上高は5147億1100万円(前年同期比21.3%増)、営業利益は829億5800万円(同13.5%増)、純利益は426億5500万円(同0.8%増)だった。旅行予約を含む国内ECサービスが伸長。インターネット金融(FinTech)も引き続き好調だった。
同社は第3四半期連結会計期間から、従来のインターネット金融のセグメント名を、FinanceとTechnologyを組み合わせた造語である「FinTech」に変更した。FinTechが世界中に拡がっていることを反映させたものとしている。同セグメントは「楽天カード」の会員基盤が拡大し手数料収入が増加したほか、「楽天証券」「楽天銀行」などのサービスでも利益が増加した。
楽天は同日、傘下のフュージョン・コミュニケーションズが運営する「楽天モバイル」事業を12月1日に譲受することも発表した。
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