スマートウォッチを使うと、メール着信やSNS投稿の通知を確認するのにスマートフォンをいちいち出す必要がなくなる。しかし、通知に対する応答をしようとすると、簡単な内容であってもスマートウォッチでは文字入力が難しいので、結局スマートフォンに頼らざるを得ない。
しかし、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中の「TouchOne Keyboard」なら、すべてのテキスト入力をスマートウォッチだけで済ませられそうだ。
TouchOne Keyboardは、iOS、Android OS、Tizenに対応するスマートウォッチ用キーボード。1.18インチという小さなスマートウォッチの画面でも、8つのキーと各種ジェスチャーでフルキーボードと同様のテキスト入力が可能。スマートウォッチのフェイスが丸型でも角型でも使える。
画面の周囲に配置された8つのキーで文字を選ぶと、予測入力機能で候補が表示されるので、スムーズに入力していける。入力中のテキストは画面中央に大きく表示され、見やすい。特定の文字を入力する場合は、キーを長押して表示される選択画面を使う。
スペース入力、エンター入力、シフト、バックスペースといった操作は、ジェスチャーでできる。記号と数字、絵文字を入力するためのキーボードも用意されている。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月10日まで。目標金額の1万オーストラリアドルに対し、記事執筆時点(日本時間11月4日11時)で約4000オーストラリアドルの資金を集めている。
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