Microsoftは、同社のデバイス管理サービス「Intune」に、毎月定期的にアップデートを提供している。
10月のアップデートには、「Windows 10」ユーザーが興味を持つ可能性のある機能がいくつか含まれている。
10月28日から11月6日の間に提供される今回のアップデートには、まだWindows 10では利用できるようになっていない機能、「Enterprise Data Protection」(EDP)のサポートが含まれている。Enterprise Data Protectionは、今後提供されるWindows 10の「Threshold 2」で利用可能になる予定の機能だ。EDPは個人のデータを企業のデータと分離し、データ漏えいを防ぐ。この機能はWindows 10のPro、Enterprise、Educationの各エディションで利用可能になる見込みだ。
今回のIntuneのアップデートでは、管理者がWindows 10のEDP設定に関して、設定ポリシーを作成して展開することが可能になる。Intuneブログに10月28日に投稿された記事によれば、その設定内容には、「EDPによって保護されるべきアプリのリスト、エンタープライズネットワークロケーション、保護レベル、Windows 10のエンタープライズデータ保護テンプレートを使用した暗号化」などが含まれている。
この次回アップデートでは、Windows 10デバイスにユニバーサルWindowsアプリを展開、インストールすることも可能になる。
Windows以外のデバイスでは、iOS用のIntune企業ポータルのアップデートが提供される予定となっており、IT・サポートチームに対してフィードバックや診断情報を送信する「診断レポートの送信」ボタンが追加される。さらに、「Android 6.0 Marshmallow」デバイスの管理機能も提供される。
Intuneは、PC、モバイルデバイス、アプリの管理を行うためのMicrosoftのサービスだ。Intuneに関する最新情報を掲載したMicrosoftの公式ページには、ここからアクセスできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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