キャンプや登山に行く場合、スマートフォンは情報収集手段として役立つし、いざというは連絡手段になる大切なツールだ。ただし、何泊もする日程だと電池が切れてしまうし、モバイルバッテリは重くてかさばるので持って行きたくない。太陽電池式のモバイルチャージャーは、発電能力が物足りない。
それに対し、熱を電気に変えるモバイル発電機「Warpfive Generator」は実用的だ。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援を募集している。
Warpfive Generatorは、アウトドア用のガスバーナーや固形燃料、たき火など、あらゆる熱源から発電するデバイス。大きさは高さ110×幅85×奥行き85mmとコンパクト、重さは490gと軽く、キャンプ道具の隅に入れやすい。
これまでも同様の小型発電機は存在した、Warpfive Generatorは熱源の種類を選ばないことが特徴。ある程度以上の熱が得られれば発電するので、太陽光を集めて電気を作ることも可能だ。
発電する場合は、熱源から電気を作る発電モジュールと、電力を溜めておくバッテリモジュールに分けて使う。バッテリモジュールは単独で機能するので、テントに持ち込んで寝ている間にスマートフォンを充電するといった使い方ができる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月27日まで。目標金額の3万ポンドに対し、記事執筆時点(日本時間10月29日15時)で集まった資金はまだ713ポンド。
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