発表会では日本における「本格参入」を強調。2014年に一部販路でエントリー機種を限定的に販売していたが、今回は大手家電量販店での単体販売など本格的に展開する。
日本エイサー代表取締役社長のボブ・セン氏は、「スマートフォンの日本マーケットへ本格参入を宣言したい」とし、現在を「日本のコミュニケーションマーケットが変革する時期」と説明。エイサーが変革の一躍を担うとした。
また、エイサーのスマートプロダクト全般を担当する、Acerスマートプロダクトビジネスグループ責任者 S.T. リュウ氏が来日し、Acer スマートフォンビジネスの世界戦略を説明した。
エイサーではBYOC(Build your own cloud)として1インチから100インチまでの画面を持つデバイスをシームレスに使うことを掲げている。これは通常のクラウドとは異なり、手元のPCにデータを置き、スマートフォンなどと同期するシステムで、S.T. リュウ氏は安全性も担保していると強調した。
S.T. リュウ氏は今後の新製品にも言及した。IFA 2015で公開したWindows 10 Mobile搭載のスマートフォン「Jade Primo」は近日出荷予定で、日本もターゲットのひとつに入っているが、今回は発表の場ではないとして、それ以上の情報は出さなかった。
一方、プロダクトマネージャーの宇佐美慶基氏はLiquid Z530について説明。特徴のひとつであるPCとの画面同期機能「AcerEXTEND」を実際に操作し、ゲームをしてみせた。さらに、Liquid Z530には4つの特徴があり、「AcerEXTEND」のほか、デザイン、ハイレゾ音源の再生、カメラ性能と説明した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス