Acerの「Liquid M220」は、同社としてまさに初めての「Windows Phone」搭載デバイスであり、2015年4月に欧州の一部市場で、わずか79ユーロで発売される予定だ。世界各地での発売については明らかにされていない。
Liquid M220は、1.2GHzのデュアルコアプロセッサと512MバイトのRAMを搭載し、ストレージ容量は4Gバイトしかないが、microSDカードが利用できる。4インチのディスプレイは、Mobile World Congressでお目見得する他の大多数のデバイスと比べると小さく思えるが、233ppiというピクセル密度は期待できるのではないだろうか。ただし実際に見た感じでは、画質は悪く、通常のほとんどの照明で見にくいように思う。
背面は、表面の粗い紙のように、手触りのよいざらざらした質感になっている。この極めて軽量のスマートフォンではちょっとした滑り止めになるだけでなく、爪で軽くこすってみても楽しい。
一方、端末の側面を囲むシルバーの帯には、小さく盛り上がった四角の模様が規則正しくびっしりと並んでいる。
デザインの点で大きなマイナス面は、ベゼル幅がかなり太いことだ。
背面には5メガピクセルのカメラ、前面には2メガピクセルのカメラが搭載されている。この3G対応スマートフォンは、オプションでデュアルSIMカードにも対応する。Liquid M220には出荷時に「Windows Phone 8.1」が搭載されているが、2015年中に「Windows 10」がスマートフォン用に(およびタブレットとPCにも)リリースされれば、同OSにアップグレードできるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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