「LINE@」に無料でデジタルポイントカードを発行できる新機能

 LINEは10月22日、コミュニケーションアプリ「LINE」で展開する公開型アカウント「LINE@(ラインアット)」において、飲食・小売店舗などのアカウントの所有者が、無料でデジタルポイントカードを発行・管理できる「LINE ショップカード」機能の提供を開始した。


 LINE@は、飲食・アパレルなどの実店舗を持つ法人および、メディアや行政などが利用できるビジネスアカウントとして、2012年12月にサービスを公開。2015年9月末時点での国内累計アカウント数は60万件を突破している。

 LINE ショップカード機能により、たとえば飲食店舗や小売店舗などにおいて、来店回数や購入金額などの条件を独自に設定し、条件を満たしたユーザーにポイントが付与できるようになる。ポイントカード作成にはガイドが設けられており、画面の案内に従って設定するだけで、簡単にポイントカードを作成可能。デザインの選択や追加特典の設定もでき、カスタマイズしたポイントカードを発行できる。


「LINE ショップカード」主な発行・運用フロー

 また、ポイントカードを作成すると、専用QRコードが発行され、QRコードをユーザーに読み取らせることでポイントの付与が可能となる。LINE@アカウントとユーザーのトーク画面にリッチメニュー(トーク画面下部に大きく表示される告知・誘導枠)を表示させ、ポイントカードを告知するといった使い方も可能。発行枚数やポイント数、ポイントの獲得分布などの統計情報もLINE@アプリ上で確認できるようになる。


 統計情報機能については、近日追加公開を予定している。同機能を活用することで、一定数のポイントが貯まったユーザーに対してインセンティブを提供したり、割引特典を提供したりすることが可能。有効期限前の自動通知機能なども活用することで、顧客の再訪を促進するO2Oツールとして効果的に利用できるとしている。

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