Squareは米国時間10月19日、経営陣を強化するため、複数の重要な幹部を迎え入れたことを発表した。
直近ではYahooの最高開発責任者(Chief Development Officer:CDO)を務めたJacqueline Reses氏がSquareに加わり、同社のスモールビジネス向け融資プログラム「Square Capital」を率いることになる。YahooでのReses氏の主な役割は、同社が保有する270億ドル相当のAlibaba Group株のスピンオフだった。
Reses氏のSquareへの移籍は、Yahooにとって重大な損失で、Squareにとっては同じだけ前途有望な補強とみなされている。Square CapitalはSquareにとって、ますます重要な優先事項および収益源になっており、報道によると、2014年5月のサービス開始以降、スモールビジネスに2億2500万ドルを融資しているという。Reses氏を雇ったことは、Squareが同プログラムをさらに拡大する意向であることを示しているかもしれない。
Squareがパートタイムの最高経営責任者(CEO)のJack Doあrsey氏をサポートする優秀な経営陣を構築したというメッセージを潜在的な新規株式公開(IPO)投資家に伝える上でも、Reses氏は有効だろう。
Dorsey氏は声明の中で、「Jackieは金融サービス業界に対する理解とテクノロジと投資分野での経験を有しており、Square Capitalの統括者として最適だ。彼女が弊社の経営陣に加わることに私は興奮を覚えている」と述べた。
Reses氏のほかにも、SquareはAmazonのTed Kosev氏をSquare Capitalチームの一員として迎え入れた。Kosev氏は製品管理とSquare Capitalの業務を率いることになる。Morgan Stanleyの元幹部のHenry Domenici氏もSquare Capitalに加わり、融資部門を率いる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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