凛ちゃん好き記者が誕生日にあわせて振り返る「ラブライブ!スクフェス」 - (page 2)

記者の独断と偏見による一押しメンバー中心に振り返る

 スクフェスのテーマとなっているラブライブ!は、音ノ木坂学院を廃校の危機から救うために立ち上がった9人の生徒が、スクールアイドルグループのμ’sを結成して活躍する姿を描いたスクールアイドルプロジェクト。CDや雑誌連載、TVアニメをはじめとしてオールメディアで展開しているほか、作中のキャスト陣が同じグループ名の「μ’s」として自らステージに立ち、アニメーションミュージックビデオと同じパフォーマンスを行うライブも特徴となっている。

  • 劇場版の告知や記念のログインボーナス配布なども、スクフェスで随時行われた

 2010年6月からプロジェクトを開始し、2013年にTVアニメ1期が放送されてから本格的に人気に火が付いた。2015年では、2月にさいたまスーパーアリーナのアリーナモードで「ラブライブ!μ’s Go→Go! LoveLive! 2015~Dream Sensation!~」と題した、2日間のワンマンライブを実施。6月には劇場版「ラブライブ!The School Idol Movie」を公開。50日間で観客動員数150万人以上、累計興行収入は22億円を突破するなど劇場アニメのヒット作となった。ほかにもベストアルバム第2弾となる「μ’s Best Album Best Live! Collection II」がオリコンウイークリーチャートで1位を獲得したほか、地上波音楽番組の出演など、名前を広く浸透させつつある。

  そのラブライブ!におけるコンセプトは“みんなで叶える物語”。プロジェクト初期から公募や投票などの読者参加企画を数多く行っている。スクフェスにおいてもユーザー投票によって、新しくカード化するメンバーとシチュエーションを決める企画も定期的に実施。お気に入りのメンバーに対してその思いを表現できる、なんらかの形でファンの声が反映されるのも特徴となっている。

  • 6月に実施された「真夏のフルーツガール決定戦」で1位を獲得した「さくらんぼのフルーツガール小泉花陽ちゃん」の覚醒済みURを期間限定の特別ログインボーナスとして配布

  • ノーマルカードの部員だけを対象とした投票企画も2回目が実施。上位の部員には描き下ろしイラストとコメントが掲載された

  • 直近ではμ’sの各メンバーと、これまでスクフェスで登場したURとSRの衣装の組み合わせに投票する「あなたが決める♪リクエストUR決定戦」が実施され、その衣装を着た9人をそれぞれURカード化する

 ちなみに筆者が最もお気に入りのメンバーといえば星空凛だ。音ノ木坂学院の1年生で、考えるよりも体が先に動くような体育会系の女の子。しゃべるときに「にゃ」「にゃー」とネコのような語尾になるのが特徴だ。

星空凛。メンバーの誕生日には、ログイン時にお祝いのパネルが表示される。そして11月1日は凛ちゃんの誕生日だ
星空凛。メンバーの誕生日には、ログイン時にお祝いのパネルが表示される。そして11月1日は凛ちゃんの誕生日だ
  • ホーム画面では、誕生日を迎えたメンバーに対する特別なメッセージが表示されるので忘れずにチェックしておこう

  • ネコっぽい言葉遣いと活発なのが特徴。足も速い

  • 凛ちゃんと同じ1年生の小泉花陽(右)とは大親友。シナリオパートでは“かよちん”好きなところが随所に見られる

 凛ちゃんを中心に2015年のここまでのスクフェスで振り返るなら、特待生勧誘におけるURカード化が2回と、上位報酬のSRカードが用意されたゲーム内イベントが2回開催されている。

  • 「気軽にプール♪」の特技を持つスマイル属性のUR(覚醒前)。覚醒後は水着になるのだが、覚醒前も森の妖精っぽい雰囲気でどこかはかなげ

  • 「初めての手作りチョコ」の特技を持つピュア属性のUR(覚醒前)。ほっぺにクリームがついても気付いてない様子がかわいらしい

  • ちなみに特待生勧誘のURは月に2枚用意され、前半と後半で出現したカードを繋げることで1枚絵になる

  • イベント「見つめていたいの毎日あなたを」の上位報酬となった「二人でキャッチボール」の特技を持つスマイル属性のSR(覚醒後)。ユニフォーム風の服装に野球帽がポイント

  • 第20回スコアマッチの上位報酬となった「一日助っ人!」の特技を持つクール属性のSR(覚醒後)。陸上のユニフォーム風の服装となっている

  • スコアマッチはランダムで集まったプレイヤー4人でスコアを競い合うもの。運がいいと全員が凛ちゃんをセンターにしてある対戦となることも

  • フルーツの組み合わせは固定で、凛ちゃんはスイカ。セリフを見る限り、華麗に連続して種を飛ばす凛ちゃんのイラストになっていたかもと思うと、それはそれで見たかった

 スクフェスのなかで個人的に印象的だった出来事を挙げるなら、前述した「真夏のフルーツガール決定戦」で、凛ちゃんが2位になったこと。スクフェス感謝祭のキャストトークショーでも触れられていたが、楽曲のなかに高坂穂乃果と凛ちゃんが歌うデュエットソング「Mermaid festa vol.2 ~Passionate~」があり、これは夏をテーマにした曲かつ、歌詞にも「フルーツ」のフレーズがあることから上位に食い込んだと推察している。一方であわよくば1位になるのでは……と期待していたところもあったので、それは少し残念だったものの、9人それぞれUR化する「あなたが決める♪リクエストUR決定戦」では、凛ちゃんの衣装が2014年6月に登場したウェディングドレスに決定。やはり凛ちゃんと言えばウェディングドレスというイメージもあるところで、新たな純白衣装の凛ちゃんを見るのは楽しみにしたいところだ。

  • 「Angelic Angel」のときの衣装。ネコっぽいマークがあるのもポイント

 スクフェスの外に目を向けると、まず劇場版についてはあまり語れないものの「凛ちゃんと花陽が寄り添うシーンにぐっときた」、「劇中歌『Angelic Angel』のステージで、凛ちゃんがひとり映っているときに一瞬ウィンクするところがかわいい」、「劇中歌『Hello,星を数えて』で、おでこを出した髪型の凛ちゃんがかわいい」、「高層ビルの夜景をメンバーが眺めるシーンで語る凛ちゃんが素敵」といったところだろうか。もちろんこれらはほんの一端でさまざまな見どころがあったので、早く商品化が決まっているBlu-rayでじっくり見返したいところだ。

 ほかにも2014年末にはなるが、セガスタッフイメージガール決定戦で凛ちゃんが1位になり、それから2015年にかけてセガのアミューズメント施設のいたるところに凛ちゃんがいるという状態だったため、普段から遊びに行くことが多い筆者としてとても楽しい日々だったということも触れておきたい。

 さまざまな展開があったなかでも特に、ということであればやはり2月のワンマンライブにおける「Love wing bell」のステージが今でも印象的だ。凛ちゃんが中心となって展開されたTVアニメ2期第5話の挿入歌であり、ウェディングドレス風の衣装をまとってステージで曲を披露するシーンが再現された。

 実際どういったステージだったか、そして言葉にならないほどにとても感動したことについては、編集記者のアンテナ第21回でライブレポートとして触れているため、そちらを参照していただきたいのだが、後に9月に発売されたライブBlu-rayで改めて見返すと、登場時の大歓声からアニメ映像とシンクロしたステージなど当時の感動が思い出され今でも涙腺が緩んでしまう。

 今後のスクフェスの展開としては、スクフェスとのコラボユニットシングルが11月から3カ月連続でCDリリース。それらの楽曲も順次ゲーム中に登場する。またリアルイベント第2回となる「スクフェス全国大会&感謝祭2016」の開催も決定している。またラブライブ!としては、劇場版のBlu-rayが12月15日に発売予定で、μ’sの次のライブイベント開催も決定している。ラブライブ!サンシャイン!!も本格始動するなど、まだまだ見逃せない展開が予定されている。

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