Indiegogo

ホームセキュリティ機能付き掃除ロボット「I6」--掃除しながら家中を監視

 ラジオとカセットレープレコーダを組み合わせたラジカセ、そろばんと電卓を組み合わせたシャープの「ソロカル」など、合体製品には普及したものもあれば、消えていったものもある。

 クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で見つけたホームセキュリティ機能付き掃除ロボット「I6」は、成功するだろうか。


掃除ロボットに監視カメラを搭載(出典:Indiegogo)

 I6は、自走式のロボット掃除機に監視カメラや無線通信機能を搭載し、外出中に自宅の状況を監視できる製品。開発グループは、監視カメラをロボット掃除機に組み込んで移動させれば、複数の監視カメラを設置する必要がないというメリットを強調する。

 掃除ロボットとしては、スケジュールによる自動運転、自動充電、落下防止など本格的な機能を備える。7種類のパターンを組み合わせて走行することで、床全体の95%を掃除できるという。前側面に15個のセンサーを備え、ほかの一般的な掃除ロボットよりも確実に壁や家具との接触を回避し、傷つけずに済むそうだ。1回の充電で2時間の連続運転が可能で、バッテリが少なくなると自動的に充電ステーションへ戻る。


7種類の走行パターンで隅々まできれいに(出典:Indiegogo)

 自宅の安全は、スマートフォンやタブレットのアプリからインターネット経由でI6のカメラに接続して確認する。I6をリモート操作できるので、気になる部屋の様子を監視することも可能だ。ストリーミングビデオを見られるほか、ビデオまたは写真が撮れる。インターネット接続は、無線LAN(Wi-Fi)のほか、4Gおよび3Gにも対応する。

 動き検出機能も備え、普段と異なる不審な動きがあると持ち主に通報してくれる。すぐに自宅の状況を監視できるし、必要に応じて録画、撮影できるので安心だ。


安心して監視を任せられそうなデザインのモデルも(出典:Indiegogo)

 Indiegogoでの目標金額は3万ドル。記事執筆時点(日本時間10月16日14時)で集めた資金はまだ約2000ドルだ。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]