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ミャンマーに住む10代女子の「レインボークレープケーキ」がFacebookで大人気

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 ミャンマーの都市ヤンゴンの若者たちの間で最近、話題になっているケーキがある。色とりどりのクレープが何層にも重なった、虹のように華やかな「レインボークレープケーキ」だ。このケーキを扱う「エンジェルプーズベーカリー」の最大の特徴は、ほぼFacebookを通じてのみ販売している点だ。


話題のレインボークレープケーキ。1ホール2万4000チャット(約2240円)

エンジェルプーズ・ベーカリーのFacebookトップ画面(リンク)

 オーナーのエインプープーさんは、わずか19歳。現在、ヤンゴンのインターナショナルスクールの学生でもある。1年ほど前に、料理教室で習ったケーキを家で作り、Facebookに写真をアップしたのが始まりだった。

 友人たちから好評を得たことに気をよくして、ケーキのレシピをインターネットで検索しては見よう見まねで次々と作り、写真をアップするようになったという。インターナショナルスクールの学生だけに英語が得意だったため、海外のレシピサイトも巡回。徐々にオリジナリティも加えていった。

 そうするうちに、友人たちに頼まれて販売するようになった。若者向けのイベントなどにもよく参加していた彼女は交友関係が広く、中には駆け出しのミュージシャンやタレントもいたそうだ。彼らがFacebookを通じて彼女のケーキの写真をアップ。それがさらに有名な芸能人へと波及し、瞬く間に人気を博していった。6月に開催されたアウンサンスーチーさんの誕生パーティにも、支持者が贈った彼女のケーキが登場し、話題になった。


同店のケーキを前にした、誕生パーティでのアウンサンスーチーさん。エンジェルプーズ・ベーカリーにアップされた写真

 エンジェルプーズベーカリーのケーキは、見た目の美しさが特に際立っているのが特徴だ。彼女自身、ケーキのデコレーションに力を入れており、インターネットで英語圏以外の世界中のケーキ写真を見て回り、日々勉強しているそうだ。

 ヤンゴンでは彼女のように、ハンドメイドの雑貨や菓子、バンコクやシンガポールなどで買い付けてきた服や靴をFacebookで売る若者が多い。それに対し、ウェブショップで販売している例はさほど目立っていない。これにはミャンマーの特殊なネット事情が関係している。

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