Microsoftは米国時間10月2日、ゲーム開発用テクノロジを提供するHavokをIntelから買収した。買収の金銭的条件は明らかにされていない。
Intelは2007年9月に、アイルランドのダブリンに本拠を置くHavokを1億1000万ドルで買収していた。
Havokは、Microsoft Games Studios、ソニー・コンピュータエンタテインメント、任天堂といった世界の大手ゲームパブリッシャやデベロッパと、15年以上にわたって協力関係にある企業だ。
Havokが提供している物理演算エンジンは、3次元におけるリアルタイムの衝突判定を可能にする。
Microsoftは10月2日の公式ブログで、Havokの買収について次のように述べている。
「われわれはHavokがMicrosoftファミリに加わったことを歓迎しており、今後も開発者と協力してすばらしいゲーム体験を作り続けるとともに、Havokの開発ツールをパートナーにライセンス供与していく。Havokが加わることは、『DirectX 12』『Visual Studio』『Microsoft Azure』など、Microsoftが持つ既存の開発者向けツールやプラットフォームコンポーネントにとって、すばらしいことだとわれわれは確信している」
Microsoftの経営陣はこのところ、中核となるソフトウェアやサービスに注力するために組織の再編を進めているが、ゲーム事業を放棄するつもりはないようだ。
Microsoftは、ゲームを「Windows」から収益を上げる重要な手段と位置付けている。また、「Xbox One」が間もなく「Windows 10」にアップグレードされ、MicrosoftのWindows 10デバイスエコシステムの新たな構成要素になる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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