ソニーの4Kディスプレイ搭載携帯端末「Xperia Z5 Premium」は11月に提供開始される予定であり、購入を検討する人々はこの高解像度画面の動作についてもっと知りたいと考えている。
ソニーは9月、4Kディスプレイについてさらにコメントし、4Kコンテンツはあまり提供されていないがXperia Z5 Premiumではそれを表示することができるとした。ソニーによると、それ以外のコンテンツはすべて、1080pの解像度でレンダリングされるという。
ソニーは米国時間10月1日、さらに詳しい説明として4Kディスプレイの詳細に関するQ&Aを掲載した。
ソニーは、4Kコンテンツがそのままの解像度で表示されることを繰り返した。この4Kコンテンツには、同スマートフォンのカメラで撮影された任意の4K動画やオンラインの4Kコンテンツが含まれるが、NetflixやYouTubeのコンテンツは含まれない。ソニー独自の「Movie」アプリや「Album」アプリは4K再生をサポートする。
NetflixとYouTubeでは4Kメディアのストリームが可能で、AmazonのUHD動画と同様に新しい50インチの4K画面上では美しく表示されるが、それらの画像は携帯端末向けに最適化されてはいない。ソニーは、1080pのビデオストリームをアップスケールする。
「Android」は4Kのレンダリングにまだ対応していないため、同OSとすべてのアプリも1080pで表示され、完全な4K動画を体験する場合よりもGPUの負荷を抑え、バッテリ持続時間を延長する。同じ理由で、スクリーンショットも1080pで取得される。
つまり、撮影した動画や1080pからアップスケールしたコンテンツは4Kで再生可能になり、現在提供されている他のほとんどの携帯端末よりも美しい映像を楽しめるようになるはずだ。また、各種ストリーミングサービスがモバイル向けの4Kコンテンツをサポートするようになれば、Xperia Z5 Premiumは、将来に備えた端末としてそれに対応することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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