9月23日~9月28日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
いよいよiPhone 6s、iPhone 6s Plusが発売された。今回は予約段階での具体的な数字が発表されず、また発売当日恒例のApple Storeでの大行列も規模が縮小されたため、これまでと比べて盛り上がりに欠けた発売日にも映る。
ちなみにApple Store等の予約システム上での日付を見ると初回生産分は完売しており、これからの注文は10月に入ってから手元に届く模様だ。
iPhone発売に際し、日本の携帯電話各社も新料金プランを用意し、ユーザー獲得と奪取の競争がiPhone商戦で激化していくことになる。それでは、1週間のApple関連ニュースを振り返っていこう。
iPhone発売に大行列がつきもの、というのはここ数年の風景だったが、2015年は幾分静かな発売となったようだ。米国では予約販売が浸透してきており、あらかじめ設定された予約時間に来店するというサイクルで対応にあたっていたようだ。
Appleのプレスリリースによると、9月25日からの3日間で、1300万台のiPhoneを販売したという。2014年のiPhone 6、iPhone 6 Plusの3日間の販売数は1000万台、さらに2013年のiPhone 5s、iPhone 5cが900万台であったことから、着実に発売日の販売台数を伸ばしていることになる。
ただ、1300万台という数字は、中国市場に初期投入できた功績によるものだとみている。
「iPhone 6s」の発売まもなく–サンフランシスコのApple Storeには早くも列(9/24)9月16日のiOS 9リリースに前後して、iPad mini 4のリリースも行われた。iPad Air 2と同等のプロセッサを備えた7.9インチRetinaディスプレイを搭載する小型タブレットは、iOS 9の機能である画面分割によるマルチタスクをサポートし、小型ながら生産性の高いデバイスへと進化している。
また、ArsTechnicaの報道によると、マイクロソフトがiPad向けに提供するOfficeアプリは、iPad Proでの利用は有償になると伝えている。
マイクロソフトは、10.1インチ以下のディスプレイを搭載するハードウェアをモバイルデバイスと定義し、モバイルデバイス向けには無料で文書作成や編集ができる機能をOfficeアプリで提供してきた。このため、9.7インチのiPad Airシリーズは、無料で文書作成が行えた。
11月発売予定の12.9インチタブレット、iPad Proは、10.1インチ以上であるため、前述の無料の範疇に含まれないという。iPad Proを狙ったものではなく、マイクロソフトのスタンダードによるものだ。
なお、Office 365のSoloアカウントを持っている場合、2台までのPCもしくはMac、2台までのスマートフォン、2台までのタブレットにインストールできる。
「iPad mini 4」開封からiCloud経由のバックアップと復元まで–iPad mini 2と比較(9/24)iOS 9は9月16日にリリースされ、9月25日に発売されるiPhone 6sシリーズにも搭載されている最新モバイルOSだ。移行ペースはリリース4日で50%を超え、過去最速であると伝わってきた。しかしながら、iCloudを経由したiOS 9のバックアップと復元には問題が生じており、筆者の手元のiPhone 6s Plusでも、iCloud経由の復元は完了できなかった。なお、その後に中断される問題に対応したiOS 9.0.2がリリースされている。
またAppleは、先週もお伝えしたiOS向けアプリのマルウェア問題「XcodeGhost」への対応に追われている。
問題の原因は、中国国内のクラウドサーバにアップロードされた不正なコードを含むXcodeのコピーを使ってアプリ開発を行ったことで、正規のXcodeを利用しなかった理由として、数GバイトのXcodeのダウンロードが米国のユーザーに比べてきわめて長時間かかることが原因だ。
Appleはマルウェアに感染しているアプリの削除と、Appleは中国の開発者向けに、Xcodeを国内でダウンロードできる正式な提供源を提供する対策などを明らかにした。
「iOS 9」移行ペースは過去最速–リリース4日でiOS端末50%超に搭載(9/23)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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