日本でも「Amazon Fire TV」とスティック型の「Fire TV Stick」が発売へ

 Amazon.co.jpは9月24日、ビデオストリーミング対応の「Amazon Fire TV」と「Fire TV Stick」を日本でも発売すると発表した。テレビに接続することで「プライム・ビデオ」や「Hulu」などの動画配信サービスを視聴できる。

 いずれも予約注文を受け付けており、出荷開始は10月28日。税込価格はAmazon Fire TVが1万2800円(9月24~26日までの3日間のキャンペーン価格は9980円)、Fire TV Stick(音声認識リモコン付属版)が6480円(同:3480円)、Fire TV Stick(スタンダードリモコン付属版)が4980円(同:1980円)になる。


「Amazon Fire TV」と「Fire TV Stick」

 Amazon Fire TVとFire TV Stick(音声認識リモコン付属版)では、リモコンに向かって話すだけで、該当する番組を探す音声検索機能を装備。作品名、テレビ番組、俳優、監督、ジャンルなどから検索することが可能だ。

 全機種で、再生ボタンを押せばすぐに再生がはじまる「ASAP(Advanced Streaming and Prediction)」機能を搭載。これは視聴コンテンツを予測し、見たい時にすぐに視聴できるようあらかじめ再生準備を整えておくもので、好みを学習することでより正確に再生ができるようになるという。

  • 「Amazon Fire TV」

 Amazon Fire TVは、HDMI端子でテレビと接続することで、動画配信サービスやゲームなどが視聴できるセットトップボックス。本体には802.11acのWi-Fiも備え、スムーズな映像再生を実現する。

 4K映像での再生をサポートするほか、映像コーデックはHEVC(High Efficiency Video Coding)を実装。一般的に使用されているH.264の約2倍の映像圧縮率を実現することで、1080pのハイビジョン映像を高画質で視聴できる。

 高さ17.8mm×幅115mm×奥行き115mmのコンパクトボディで、8Gバイトの内蔵ストレージを装備。microSDカードスロットも設け、128Gバイトまでストレージを拡張することが可能だ。ストレージはゲームやアプリをダウンロードできるが、プライム・ビデオの映像コンテンツをダウンロードすることは想定していないという。

 音声認識にも対応したリモコンが付属するほか、別売の「Amazon Fire TVゲームコントローラー」(税込価格:5980円)を使えば、複雑なゲームにも対応する。

  • 「Fire TV Stick」

 Fire TV Stickは、音声認識リモコン付属版とスタンダードリモコン付属版の2つを用意。スティック本体は高さ11.5mm×幅25mm×奥行き84.9mmのコンパクトサイズで、テレビとHDMI接続することで使用できる。

 8Gバイトのストレージを内蔵しており、高速Wi-Fiも搭載。ウェブ認証が必要なWi-Fiにも接続でき、ホテルなどのWi-Fi環境にも対応する。4K映像配信には対応していない。


Amazon.com 製品管理、事業開発、アマゾンデバイセズ バイスプレジデントのピーター・ラーセン氏

 全機種でサポートにはオンラインサポート「Mayday」を採用しており、365日24時間体制でサポートサービスを受けることが可能。「技術サポートアドバイザーが使い方をナビゲートしてくれるこの機能は大変好評」(Amazon.com 製品管理、事業開発、アマゾンデバイセズ バイスプレジデントのピーター・ラーセン氏)という。

 スマートフォンやタブレットで撮影した写真や動画は「Amazon Cloud Drive」を通じて、Fire TV上に同期され、テレビ画面で見ることが可能。Amazonで購入した音楽ファイルも再生できる。

  • リモコンに向かって話すとコンテンツを検索できる音声検索機能を備える

  • ピーター・ラーセン氏自らAmazon Fire TVを使ってゲームのデモを行った

  • オンラインサポート「Mayday」では、技術サポートが操作をナビゲートしてくれる

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