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「iOS 9」レビュー(後編)--iPad向け新機能、パフォーマンス、低電力モードを確認 - (page 2)

Nate Ralph (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2015年09月28日 07時30分
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 とはいえ、こうした新機能は筆者のiPad Air 2に新たな生命を吹き込んでくれた。だが、少し違和感を覚えるのも事実だ。マルチタスキング機能は、現時点でサポート対象アプリが少々物足りないとはいえ、非常に使い心地が良い。ピクチャインピクチャ動画の再生も驚くほどスムーズで、ウェブを閲覧し、アプリを切り替えて、ゲームまでプレイしたが、視聴していた動画はその影響を受けなかった。しかし、2つのアプリを横に並べて表示させるときや、他の作業をしながら実際に動画を見ようとするとき、iPadの9.7インチディスプレイはかなり窮屈に感じられる。

 ただ、それはiPad Proを購入する格好の理由になる。iPad Proはフルサイズのアプリを2つ横に並べて実行できるし、12.9インチのスクリーンなら、動画を表示させる場所を見つけるのにそれほど困らないはずだ。巨大iPadが自分に必要かどうか確信が持てないが、目下のところ、大画面は以前よりはるかに理にかなったものになりつつある。

パフォーマンス

 米CNETはiPad Air 2と「iPhone 6」、第6世代「iPod touch」を対象に総合的なテストを実施し、iOS 9がパフォーマンスに及ぼす影響(があるのか)を調べた。結果については、ほとんど時間の無駄だった、と言えば十分だろう。

パフォーマンス:3DMark Ice Storm Unlimited

iPod touch
(iOS 8.4.1)
15,498
iPod touch
(iOS 9.1)
15,919
iPhone 6
(iOS 8.4.1)
17,325
iPhone 6
(iOS 9.1)
17,527
iPad Air 2
(iOS 8.4.1)
21,495
iPad Air 2
(iOS 9.1)
21,755
注:数値が大きいほど高パフォーマンス

パフォーマンス:GeekBench 3

iPod touch(iOS 8.4.1)
1,378
2,433
iPod touch(iOS 9.1)
1,385
2,425
iPhone 6(iOS 8.4.1)
1,627
2,920
iPhone 6(iOS 9.1)
1,624
2,904
iPad Air 2(iOS 8.4.1)
1,810
4,481
iPad Air 2(iOS 9.1)
1,828
4,584

凡例:

GeekBench 3(シングルコア)
GeekBench 3(マルチコア)
注:数値が大きいほど高パフォーマンス

 iOS 9.1を搭載するApple製端末は、ほぼすべてのテストでiOS 8.4.1搭載端末を上回ったが、その差は取るに足らないほど小さなものだった。これらのベンチマークがAppleの「Metal」API向けにもっと最適化されれば、スコアも変わるのかもしれないが、これについては今後の成り行きを見守るしかない。パフォーマンス全般についても同じことが言える。動作が少し速くなったように感じられ、筆者のiPad Air 2でのマルチタスキングは見事なまでにスムーズだ。古いデバイスも、たとえるならフットワークが少し軽くなると言ったところだろう。

バッテリ持続時間

 AppleはiOS 9端末のバッテリ持続時間について、充電が必要になるまでの時間が(iOS 8と比べて)約1時間延びると宣伝している。確かに、米CNETの事例テストでも全く同じ結果が出た。筆者の経験では、「iOS 8.4.1」からiOS 9ベータ版に移行して以来、端末の使い方を全く変えずに、バッテリ持続時間をいつも60分弱延ばすことができている。持続時間は人によって異なるだろうが、筆者の主な用途は「Adobe Lightroom」での画像編集、「Apple Music」での音楽ストリーミング、Redditのリンクの閲覧、一般的な電子メールの処理などだ。

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