1週間の試用を通じて、筆者はiPhone 6 PlusからiPhone 6s Plusへの乗り換えを決めた。その理由は、あらゆる場面で数秒ずつの高速化を体験できたからだ。
まず、初期設定を済ませたiPhone 6s Plusを使い始めて驚かされるのは、Touch IDが大幅に高速化されたことだ。Appleによると、第2世代の指紋センサを搭載したことで、認識速度が向上したという。
今までのiPhone 6 Plusでロック解除を行う場合、ホームボタンを押して画面を点灯させ、その指を離さず1秒ほどホームボタンに乗せたままにするとロックが解除される、というテンポだった。
iPhone 6s Plusでは、ホームボタンを押した動作だけで指紋認証も終わっており、すぐにロックが解除される。指紋認証のために指をホームボタンに乗せたままにする必要がなくなったのだ。筆者の場合、ロック解除は1時間に5回以上、必ず行う動作だ。これが毎回1秒ずつ早くなるのだからインパクトは大きい。
筆者はiPhone 5sのころから、カメラで写真を撮る際、ポケットから取り出しながら、ちょんとホームボタンを押し、点灯した画面の右下にあるカメラアイコンを上にスワイプしてカメラを起動する、という一連のシーケンスを行っていた。
しかしiPhone 6s Plusでは、このシーケンスは使えなくなってしまった。ポケットの中でホームボタンを押した段階でロック解除が行われてしまうからだ。カメラを起動するには、ホーム画面からカメラアイコンを探すか、画面下端から上にスワイプしてコントロールセンターを開き、カメラボタンを押さなければならなくなった。
カメラを起動したい場合は、ツメでホームボタンを押すか、電源ボタンを利用するようにすべきだろう。
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