Appleは、膨大な位置情報の検索、視覚化技術を手がける米国の新興企業Mapsenseを買収し、「Google Maps」との競争に拍車を掛けている。
この買収を最初に報じたRe/codeによると、AppleはMapsenseと12人の全従業員を3000万ドル近くで買収したという。
Mapsenseは、創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるErez Cohen氏が2013年に設立した新興企業。同社は2015年に入り、開発者が膨大な位置情報を解析するのに役立つオープンソースのクラウドベースシステムの立ち上げに向け、250万ドルの資金を調達していた。
TechCrunchによると、Mapsenseは資金を調達し、開発者が「Open Street Maps」や「Twitter」、米国勢調査局から公開されたデータセットや都市犯罪関連のデータを瞬時に視覚化できるようにする一連のツールを公開したという。開発者は、Mapsenseが提供するJavaScriptのベクターマッピングライブラリと公開データセットを他の開発者と共有することに同意すれば、これらに無料でアクセスできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス