「iPhone 6s Plus」の機能を再確認--進化したアップル大型端末の第一印象

Dan Graziano (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2015年09月16日 07時30分

 「iPhone 6s Plus」の登場だ。このAppleの旗艦スマートフォン「iPhone 6s」の大型モデルは、見かけは2014年モデルとほとんど同じだが、同社の最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏によれば、何もかもが変わっており、新型iPhoneは「世界で最も先進的なスマートフォン」だいう。

 iPhone 6s Plusには、「iPhone 6 Plus」と同じ5.5インチ「Retina display」が採用されている。画面を保護するガラスはまったく新しくなり、Appleは業界で最も強度が高いガラスとしているものの、非常に割れにくいクリスタルサファイアではない。

 新しいiPhoneは同社の第3世代64ビットチップ「A9」を搭載。2014年モデルから70%高速化され、ゲームの処理能力は90%増しているという。ホームボタンに直接組み込まれている指紋スキャナ「Touch ID」も、速度が従来の2倍になったとされている。また、旧モデルで歩数や距離の測定に使われていたモーションコプロセッサは「M9」となり、本体を電源に接続していない状態でも「Hey, Siri」コマンドを使用できるようになる。

 背面カメラは画素数が12メガピクセルに向上し、4K動画の撮影が可能になった。前面には5メガピクセルの「FaceTime」カメラを搭載する。また、「Live Photos」という特殊な機能もあり、写真の前後1.5秒を動画として記録し、動きをとらえることができる。撮影した写真を押すと生き生きと動き出す。これはVineの動画やGIFと似ている。

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