TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送の在京ラジオ3局は、AM放送がFM放送用の周波数で聞ける「ワイドFM」に対応する。放送を12月に開始する。
ワイドFMとは、AM放送局の放送エリアにおいて、FM放送用の周波数(90~95MHz)を用いてAM番組を放送すること。「FM補完放送」と呼ばれており、今回在京ラジオ3局が「ワイドFM」と名付けた。
従来のFM放送局の周波数である76~90MHzではなく、新たに割り振られた周波数を使用しており、ビルやマンションでも受信しやすいほか、ノイズが少なく聞き取りやすいことが特徴。FMラジオは高台などから放送できるため、AMラジオでは放送することが困難な災害時などでも、放送ができる。
FM放送での周波数は、TBSラジオが90.5MHz、文化放送が91.6MHz、ニッポン放送が93.0MHz。いずれもAMでの放送は継続する。
ワイドFMを聴くには、90MHz以上の周波数が受信できるFMラジオチューナ搭載機が必要。すでにソニーやパナソニック、JVCなどから対応機が発売済みだ。なお、2011年7月24日以前のアナログテレビ音声の聴取が可能なFMラジオでも聴くことができる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス