Cerevo、PC要らずでHD映像のライブ配信ができる「LiveShell 2」を発売

 Cerevoは9月10日、PCがなくてもHD映像をライブ配信できる新デバイス「LiveShell 2(ライブシェル・ツー)」を9月下旬より順次出荷すると発表した。同日より直販サイト「Cerevo official store」にて販売する。価格は3万9800円。


「LiveShell 2」
海外出張している代表取締役の岩佐琢磨氏に代わり説明するFront End Engineerの國舛等志氏 海外出張している代表取締役の岩佐琢磨氏に代わり説明するFront End Engineerの國舛等志氏

 LiveShell 2は、2011年に発売された「LiveShell」の後継機。アナログ入力を省略しデジタル入力に特化したことで、上位モデル「LiveShell PRO」と同等の性能ながら小型軽量化を実現したモデルとなる。映像配信は、720/30p H.264、音声は最大256kbpsのAAC-LCに対応した。

 本体に搭載されたHDMI端子にビデオカメラを接続することで、PCを使わずにライブ配信ができる。Ustreamやニコニコ生放送、YouTube Live、Twitchなどのインターネットライブ配信サービスのほか、独自のRTMPサーバにも配信できるという。

 同製品がサーバとなり、再生用端末から1対1の配信環境を構築できる「RTSPサーバ」機能、インターネットに接続することなく特定LAN内でのみ配信可能となる「ローカルモード」を搭載しており、さまざまな形でライブ配信が可能だ。

 電源は、内蔵したリチウムイオンバッテリを利用し、3.3時間の連続配信が可能。充電には、付属のMicro USBケーブル-ACアダプタ、またはMicro USBに対応したモバイルバッテリが利用できる。

 また、LiveShellシリーズの上位モデル「LiveShell PRO」は、アナログ入力も備えた上位機種として、引き続き販売が継続される。後日発売予定の無線LANアダプタを利用すると、LiveShell PROもIEEE 802.11ac(5GHz帯無線LAN)に対応するという。

  • 「LiveShell PRO」と「LiveShell 2」の比較

  • LiveShellシリーズの比較

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