ソニーは9月8日、ハイレゾ再生に対応した「Walkman A20」シリーズを発表した。ノイズキャンセリング機能を備え、ハイレゾ音源と同時再生ができる。
A20シリーズは、2014年に発売された「Walkman A10」の後継機。ノイズキャンセリング機能を備えたほか、ハイレゾ再生時のイコライザの併用など、音響効果を加えられる。
周囲の騒音を分析し、その場に適したノイズキャンセルを自動選択する「フルオートAIノイズキャンセリング」機能を搭載。従来、ハイレゾ音源再生時はできなかったノイズキャンセル機能を可能にすることで、周囲の環境に左右されず、ハイレゾの高音質再生を聞けるようにした。
ソニーが独自に開発したBluetoothオーディオコーデック「LDAC」に対応し、Bluetooth接続時の高音質再生をサポート。フルデジタルアンプの「S-Master HX」を搭載したほか、手持ちの音源をハイレゾ相当にまでアップスケーリングする「DSEE HX」も備える。
アルミダイキャストフレーム、厚膜銅箔プリント基板などのほか、A20シリーズには、プリント基板のビア(穴)部分を銅メッキで穴埋めする「Filled Via」構造を採用。安定した電源を供給でき、高音質に寄与するという。
サイズは高さ109mm×幅43.6mm×奥行き8.7mmで、重量約66g。16Gバイトのメモリを内蔵する「NW-A25」(想定税別価格:2万3000円)のほか、デジタルノイズキャンセリング機能対応のヘッドホンを同梱した「A20HN」シリーズもラインアップする。
A20HNシリーズは16Gバイトの「NW-A25HN」(同:2万8000円前後)、32Gバイトの「NW-A26HN」(同:3万3000円前後)、64Gバイトの「NW-27HN」(同:4万3000円前後)の3モデルをそろえる。
現行モデルA10シリーズ同様、microSDカードスロットも装備。ボディカラーはシルバー、チャコールブラック、ビリジアンブルー、ボルドーピンク、シナバーレッド、ライムイエローの6色を用意。64Gバイトモデルはチャコールブラックとシルバー、32Gバイトモデルはチャコールブラック、シルバー、ビリジアンブルー、ボルドーピンクの4色になる。
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