最新映画「Steve Jobs」では、ドイツ系アイルランド人俳優Michael FassbenderがAppleの伝説のリーダーを演じている。Aaron Sorkin氏が脚本を手がけ、監督はDanny Boyle氏が務めたこの映画は、Appleに捧げたJobs氏の人生をより好意的に描いているようだ。
Deadlineが報じているように、Jobs氏とともにAppleを創設したSteve Wozniak氏は、「未完成の映像を見たが、Steve Jobs氏や(Wozniak氏役のSeth Rogenをはじめとする)ほかの人たちを実際に見ているように思えた。役者が演じているようには思えなかった。Danny Boyle氏とAaron Sorkin氏が正しく描いていることを高く評価したい」と述べた。
同映画は既に、好意的な批評をある程度得ている。報道によれば、米国時間9月5日夜にテルライド映画祭で上映されたこの映画は喝采を浴びたようだ。Wozniak氏自身、AppleのマーケティングディレクターJoanna Hoffman氏役を演じたKate Winsletをアカデミー賞候補になる可能性が最も高い女優として推している。
一方 Varietyは、「Fassbender、映画『Steve Jobs』で2015年のオスカー主演男優賞候補の筆頭に躍り出る」という見出しを打っている。
Varietyの批評家は、作品中のJobs氏について、「どうみても好きになれない」と評している。そうだとすれば、Woz氏が同作品の描き方を正しいと考えていることは興味深い。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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