Appleが今週開催するイベントで登場が予想されている「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」は、「Force Touch」技術を採用した感圧式ディスプレイを搭載するといわれている。9to5Macの新たな報道によると、同端末に採用されているディスプレイは「3D Touch Display」と呼ばれているという。
Force Touch技術は、新しい「MacBook」のトラックパッドやApple初のウェアラブル製品「Apple Watch」のディスプレイに採用済みだ。これらの製品におけるForce Touch技術は、2段階の感圧式となっており、トラックパッドや画面のタップと押下を区別する。
一方、新しいiPhoneで採用されるForce Touch技術は次世代バージョンで、3段階の感圧式となっており、画面のタップ、押下、より強い押下を区別すると9to5Macは消息筋の話として報じている。3D Touch Displayという名称は、このように3次元の圧力を感知することから来ているという。
また、この新しいForce Touchスクリーンは、「iPad Pro」にも搭載される可能性があるとも9to5Macは報じている。iPad Proは、長らくうわさされている大型のiPadで、「iOS 9」ベータ版のコードとAppseeのデータ分析によれば、画面解像度が2048×2732の12.9インチディスプレイを搭載するとみられる。同iPadは、今週のイベントで発表されるといわれている。
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