Facebook傘下のモバイルアプリ開発プラットフォームParseは、より多くのコネクテッドデバイスやハードウェアプラットフォームに対応する一連の新しいソフトウェア開発キット(SDK)を発表した。
種類が増えたParseのSDKポートフォリオは、特に「モノのインターネット」(Internet of Things:IoT)を考慮して構築されており、具体的には、Atmel、Broadcom、Intel、Texas Instrumentsのハードウェアやチップに対応するパッケージが追加された。
Parseチームは米国時間9月3日のブログで、これらのSDKは「アマチュアハッカーが週末に楽しむプロジェクトから、大量生産される製品となりうるレベルのコネクテッド製品まで」あらゆるものの開発に対応できると述べた。
Parseは、Facebookが3月にサンフランシスコで開催した年次開発者会議「F8」で、いくつかの新しいSDKを発表し、インターネットに接続されたデバイスから取得したデータを開発者が自身のアプリケーション内で統合できるようにすることで、成長しつつあるIoTの動きに加わった。
Parseは、8月にすべてのSDKをオープンソース化した際、同社のSDKはすでに1カ月あたり8億を超えるアプリとデバイスのアクティブな組み合わせを生み出しているとアピールしていた。
Parseは、開発者向けのスケーラブルなクロスプラットフォームのサービスおよびツールで構成されるクラウドベースのプラットフォームを持つ小規模な新興企業だったが、Facebookが2013年4月に金額非公表で買収した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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