logo

ワコムが電子文具に参入--スマートフォリオ「Bamboo Spark」を発表

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ワコムは9月4日、同社初となる電子文具であるスマートフォリオ「Bamboo Spark」を発表した。価格は、オンラインストア価格で1万9224円。


ワコムが発表したスマートフォリオ「Bamboo Spark」

 Bamboo Sparkは、紙に手書きしたメモやイラストなどを電子化して、クラウドや連携させたデバイスに転送できるノートパッド。専用のスマートボールペンが付属する。本体には、市販されているA5サイズ、厚さ5mm(約50枚)までの大きさのノートやメモパッド、付箋などを装着して使用でき、専用紙を使用する必要はない。紙を本体に装着して、専用ボールペンで文字やイラストを記入すると、本体側で筆圧を感知して書いたものがそのままデータ化される。感知する筆圧は、1024段階まで対応しているとのこと。

  • 本体にノートや付箋を装着して使用する

  • 専用のスマートボールペンが付属する

  • 専用のノートを購入する必要はなく、一般的な市販のノートを使用できる

 紙に文字やイラストを記入して本体中央のボタンを押すと、書かれたものがデータ化され、Bluetoothで連携させたスマートフォンやタブレットの専用アプリ「Spark app」に転送される。また同時に、ワコムのクラウドサービス「Inkspace」にも保存され、PCからも閲覧、編集できる。なお、本体とアプリは同時に起動しておく必要はなく、本体のみで使用した場合には100ページまで本体にデータを保存し、連携している端末との通信がオンラインになった際にまとめて転送できる。

  • 写真左部にある転送ボタンを押すことで、データを保存・転送できる

  • データを転送すると、紙に書いた内容を専用アプリで閲覧・編集できる

 Spark appでは、データの閲覧のほか、複数ページの結合や追記、消去などの編集が可能。また、分割機能を使用すると、Bamboo Sparkが記憶したユーザーの筆順を任意の場所まで巻き戻し、指定の場所でデータを分割して保存できる。保存されたデータは、PDFやJPEGへエクスポートすることができ、EvernoteやDropboxなどのクラウドサービスにアップロードしたり、他の人と共有したりできる。

  • Bamboo Sparkが記憶したユーザーの筆順を巻き戻して分割保存できる

  • データはPDFやJPEGにエクスポートすることができる

 Bamboo Sparkは、本体左側にあるポケット部の作りの違いで3種類のバリエーションを展開。「Bamboo Spark, with gadget pocket」は、スマートフォンや名刺、紙などを入れられるポケットがついたモデルで、横202mm、縦253mm、厚さ22mm、重さ535グラム。「Bamboo Spark, tablet sleeve」は、タブレット端末を収納できるスリーブがついたモデルで、横206mm、縦253mm、厚さ27mm、重さ620グラム。iPad Air 2を装着できる同社のオンラインストア直販モデル「Bamboo Spark, with snap-fit for iPad Air 2」は、横201mm、縦253mm、厚さ22mmで、重さ580グラム。付属のスマートボールペンは重さ22グラム。カラーはすべてグレー。

  • iPad Air 2との大きさの比較

  • 本体下部から見た厚さ

 これまで、ペンタブレットやスタイラスペンなどのデジタル機器を手掛けてきた同社が、紙(アナログ)とデジタルを連携させた電子文具に参入する狙いについて、ワコム コンシューマ・セールス担当の淺田一氏は以下のように語った。

 「Bamboo Sparkは、文字だけでなく図形や絵を含んだアイデアを書き留めてもらうものとして開発した。アイデアはいつどこで思いつくか分からないものであり、ひらめいた考えをすぐ書き残しておきたいというニーズは高い。中には“思いついたアイデアは紙に書かないとまとめられない”という人もいる。Bambooの製品はユーザーにさまざまなアイデアを表現してもらうことを標榜しているが、その方法を私たちがデジタルだけに制限してしまうと、その幅を狭めてしまうのではないか。アナログな紙に慣れ親しんでいる人にも、デジタルの利便性を提供したい」。

-PR-企画特集