パナソニックは9月3日、新開発の「ダイレクトドライブモーター(D.D.モーター)」を搭載したアナログレコードプレーヤーを開発したと発表した。テクニクスブランドから2016年の商品化を目指す。
開発品には、新開発のD.D.モーターと新設計の高精度モータ制御技術を採用し、回転中の微小な振動や回転ムラを抑制。滑らかで高安定な回転を実現したとのこと。これにより、アナログレコードに刻まれた温かみのある音や、精妙なニュアンスの音の再現ができるようになる。
パナソニックでは、1970年に世界で初めてダイレクトドライブ方式のアナログレコードプレーヤーを発売。その後、DJユースとしても親しまれた「SL-1200」をテクニクスブランドから発売し、ヒットモデルとなった。
テクニクスブランドは、2014年に4年ぶりに復活。2015年は「新生・テクニクス」として2年目を迎え、テクニクスブランドとしては誕生から50周年になる。開発試作機は、独ベルリンで開催される国際コンシューマーエレクトロニクス展「IFA2015」に参考出展する。
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