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Netflix、9月2日サービススタート--「中毒性のあるイッキ見できる作品をそろえる」

加納恵 (編集部)2015年09月01日 18時54分
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 Netflixは9月1日、9月2日のサービス開始を直前に控え、メディアセッションを開催した。NetflixファウンダーでありCEOのリード・ヘイスティングス氏が来日したほか、オリジナルドラマに出演するペ・ドゥナさん、ラヴァーン・コックスさん、ウゾ・アドゥバさんらが登壇した。


鏡開きを行った。写真左から副社長執行役員の大崎貴之氏、代表取締役社長のグレッグ・ピーターズ氏、ウゾ・アドゥバさん、ラヴァーン・コックスさん、ペ・ドゥナさん、CEOのリード・ヘイスティングス氏

 ヘイスティングス氏は「1992年に初来日したときは地下鉄で迷子になった」と当時のエピソードを披露。そして「Netflixのサービスを日本で開始できるのはインターネットの力があってこそ。今やネットの力は電気よりもパワフルかもしれない。その利便性をNetflixは利用し、だれでも楽しめるサービスを提供する」とした。

 Netflixは、1997年に米国で設立。DVDレンタルと販売のサービスサイトとして運営していたが、2007年より映像配信ビジネスをスタートし、現在は世界50カ国以上で6500万人を超えるユーザーを抱える。

 メンバーのレビューに基づき、好みの作品をお勧めするレコメンドシステムに定評があり、2000年に導入して以来、データの蓄積、活用を進めてきた。一方、2012年からは、オリジナル作品の制作にも着手。「ハウス・オブ・カード」「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」などのヒット作を生み出している。


Netflixオリジナル作品に出演している、ウゾ・アドゥバさん、ラヴァーン・コックスさん(オレンジ・イズ・ニュー・ブラック)、ペ・ドゥナさん(センス8)
  • Netflix ファウンダーおよびCEO最高経営責任者のリード・ヘイスティングス氏

 ヘイスティングス氏に日本で人気になりそうな作品を聞くと「デアデビル」と答え、「非常にクオリティが高く、イッキ見してしまう中毒性がある」とその理由を話した。また、日本のオリジナルコンテンツとして配信される「テラスハウス」については「日本でのシーズンが終わったら、米国をはじめ、世界で公開していきたい。日本以外の国でテラスハウスのファンを作ろうと考えている」とした。

 日本市場への参入は2月に発表。すでにNetflix対応テレビも登場し、8月末にはスマートフォンやタブレットからNetflixが視聴できるアプリの配信を開始。スタート時点で、マルチでの視聴環境を整えた。

 日本での料金プランは「べーシックプラン」(月額税別:650円)、「スタンダードプラン」(同:950円)、「プレミアムプラン」(同:1450円)の3つ。プレミアムプランでは、UHD 4K画質の映像配信も実現する。

 日本では、1つのプランを打ち出す映像配信サービスが多い中、3つのプランを打ち出す狙いをコミュニケーション部門の最高責任者であるジョナサン・フリードマン氏は「元々は1つのプランのみを提供していたが、できるだけ低価格でサービスを提供したいという思いから3つに増やした。一方、家族の多い人はプレミアムプランを使うことで、4ストリームまで視聴でき、フレキシブルに選んでもらえる」と理由を話した。

 ヘイスティングス氏は日本市場に対し「1年目は質の高い視聴体験をしていくことが大事。数字よりもNetflixが高い評価を得られるよう、広めていくことを第一に考えている。長期的には7年くらいのスパンで見ていて、その頃にはブロードバンドに加入している人の3分の1程度を加入の目標にしている」とコメントした。

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