6秒ループ動画の「Vine」が音楽重視の方向を目指し、動画への音楽の追加や、他のユーザーが共有した動画に使われている音楽の曲名探しを容易にする新機能をリリースした。
ループ動画を共有できるソーシャルメディアプラットフォームのVineは、ユーザー向けの2つの新機能を発表した。動画に合わせて完璧にループするサウンドトラックをより簡単に作成できる「Snap to Beat」機能と、Vineで共有された動画について、ユーザーが曲名やアーティスト名を探せるようにする「Featured Tracks」セクションの追加だ。
2013年に提供を開始したTwitter傘下のVineは、短さゆえに共有しやすいという点でツイートの動画版とも言うべき、アプリベースの無料サービスだ。ユーザーは無限にループする6秒間の短い動画(音声も付けられる)を作成し、これが自動的に反復再生され回数がカウントされていく。
「iOS」のユーザーはSnap to Beatを使って、シームレスにループするサウンドトラックを作るには楽曲のどこからどこまでを使うべきかを判別でき、音に合わせて動画をトリミングすることもできる。また、楽曲とサウンドクリップの特定の部分を選んで、Vine動画の特定の部分に当てはめる編集ツールも用意される。
またVineは、プラットフォーム上で共有される動画の音楽トラックを前面に押し出すことで、自身を合法的な音楽共有およびディスカバリサービスと位置付けようとしている。Featured Tracksのセクションでは動画に使える人気の楽曲や新曲がフィーチャーされ、ユーザーはループする動画をタップして、他のユーザーのVine動画で使われている音楽の曲名やアーティスト名を知ることもできる。
これらの新しい音楽編集ツールは、米国時間8月28日にiOSデバイス向けにリリースされている。音楽ディスカバリ機能については、同日から「Android」とiOSの両方のユーザーが利用できるようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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