NTTドコモは8月26日、同社が提供する緊急速報「エリアメール」サービスの受信メッセージが、9月10日から「やさしい日本語」に対応すると発表した。同社では、小学校3年生レベルかつ、日本在住1年程度の外国人が理解できるレベルの言語をやさしい日本語と定義している。Android 4.1以降のOSに対応するという。
エリアメールは、日本語のほか、外国語(英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語)に対応し、気象庁が配信する緊急地震速報や津波警報、国・地方公共団体が配信する災害・避難情報を、回線混雑の影響を受けずに受信できる無料のサービス。気象庁・内閣府・観光庁から提示されている「緊急地震速報の多言語辞書」(災害時に使用する各種文言を一覧化したもの)に対応し、内閣府協力のもとで表示イメージを作成している。
ユーザーが受信するメッセージを平易な日本語で記載することにより、これまで受信メッセージを理解しづらかった子供や外国人を含む、より多くのユーザーに災害情報をわかりやすく伝えられるようになった。
利用には、「エリアメール」アプリを起動し、「設定」から「やさしい日本語設定」を有効にする必要がある。
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