ヤマハ、「MusicCast」でネットワーク音源にも対応--選べる2つのホームシアター

 ヤマハは8月21日、「YSPシリーズ」より、テレビの前に設置するデジタル・サウンド・プロジェクター「YSP-1600」と、テレビの下に設置するTVサラウンドシステム「SRT-1500」を発表した。発売は9月上旬。想定税別価格はいずれも6万円前後になる。

 YSP-160は、高さ65mm×幅1000mm×奥行き130mmで、テレビの前に設置しても画面を妨げないスリムなサウンドバー。本体背面にテレビのリモコン信号を受け渡す「テレビリモコンリピーター」機能を内蔵しているので、リモコンの受光部が低いテレビでも、リモコン操作を妨げない。

 ワンバーボディに、8.5cm大口径サブウーファを左右1個ずつ、天面方向に内蔵することで、音の広がりが向上。高さを抑え前方に傾斜する形状により、サブウーファが視聴者側に傾き、リアルな低音を再現するとともに、高効率のバスレフポートを背面に装備することで、迫力のある低域再生を可能にした。


「YSP-1600」

 SRT-1500は、高さ77mm×幅780mm×奥行370mmで、重量約9.3kgのボックスタイプのサウンドシステムだ。耐荷重は約40kgで、55型以下の薄型テレビの下に設置することが可能だ。

 底面方向に、8.5cmの大口径サブウーファを左右1個ずつ内蔵するとともに、大容量キャビネットの高効率バスレフポートを装備することで、広がりのある大迫力の重低音を再現。フロント両端に4cm×10cm口径の楕円形フロントL/Rスピーカを搭載し、伸びのある高域とクリアな中域による、抜けの良い音質を実現した。


「SRT-1500」

 2機種とも、ボディのフロント中央に高音質な2.8cm口径ビームスピーカを8個搭載。ヤマハの「デジタル・サウンド・プロジェクター技術(YSP)」により、ビーム化した音を壁に反射させることで、壁から音が聴こえるかのような、自然でリアルなサラウンドを可能にした。

 HDCP 2.2に対応したHDMI端子を、入出力各1系統装備。HDMIケーブル1本でテレビ音声を伝送できるオーディオリターンチャンネル(ARC)にも対応している。Wi-Fi機能も内蔵し、専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」をインストールしたスマートフォンやタブレットなどの音楽コンテンツを、ワイヤレス再生することも可能だ。

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