ヤマハは7月8日、HDオーディオ対応のデジタル・サウンド・プロジェクタ「YSP-2500」を発表した。4KパススルーやBluetoothに対応する。発売は7月下旬。想定税別価格は9万3000円前後になる。
YSP-2500は、2.8cmのビームスピーカを16個内蔵したスピーカ部と10cmのコーン型ウーファを搭載したサブウーファから構成されるシアタースピーカ。独自の「デジタル・サウンド・プロジェクター技術」により、音のビームを壁に反射させることで、サラウンド環境を実現する。
4K/60pの映像信号のほか、3D伝送にも対応する最新規格のHDMI端子を装備。HDオーディオ(7.1ch)も可能で、ロスレスサラウンド音声を最大限のクオリティで再生できる。
高さ51mm×幅944mm×奥行き144mmで、重量約4.0kgのスピーカ部はテレビの前においても邪魔にならないスリムボディ。22~35mmの高さ調整ができる着脱式レッグを用意し、テレビスタンドをまたいで設置することも可能だ。音響測定・最適化技術「インテリビーム」を装備したインテリビームマイクを使えば、約3分間の測定でベストな視聴環境を整えられる。
本体にはBluetoothを搭載し、対応するスマートフォンやタブレット内の音楽ファイルをワイヤレス再生することもできる。独自の音質改善技術「ミュージック・エンハンサー」を使用すれば、圧縮音源も高音質再生ができるとしている。
本体にはリモコンが付属するほか、専用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」を使えば、スマートフォンからリスニングモードやシネマDSPの操作も可能。新バージョンは7月9日に公開される予定だ。
ヤマハでは、YSPシリーズの10周年を記念してスペシャルウェブサイト「YSPのすべて」を公開中だ。
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