自動車のICT化が進み、運転を支援してもらったり、インターネット接続して最新情報にアクセスしたりできるようになった。しかし、有用な情報が得られるからといって、ナビ画面ばかり見ていると、運転に集中できず危険なこともある。
その点、クラウドファンディングサービスIndiegogoで支援募集中の車載情報システム「Exploride」は安全性をあまり下げずに使える。というのも、情報表示用ディスプレイが透明なのでダッシュボードの上に設置しても視界を妨げないし、見る際の視線移動量も少なく、前方が透けて見えるからだ。
Explorideの表示部は横152×縦116.5mmあり、ここにナビ用地図のほか、速度計や燃料計、水温などの情報を表示する。SpotifyやPandoraなどの音楽ストリーミング配信サービスにアクセスしたり、オーディオ機器で音楽再生したり、ハンズフリー通話したりすることも可能。さらにカメラを内蔵しており、ドライブレコーダとしても使える。
操作は、Explorideの前で手を上下左右の4方向に動かすジェスチャーでする。音声コマンドにも対応しているので、ハンドルなどから手をあまり離さずに済む。複雑な設定などは、連携させたスマートフォンからできる。
Indiegogoでの目標金額は10万ドル。記事執筆時点(日本時間8月20日16時)でキャンペーン開始から1日しか経過していないが、すでに約2万ドルの資金を集めている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
トラディショナルからモダンへ進化するBI
未来への挑戦の成功はデータとともにある
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス