(編集部注:米CNETによる「Galaxy Note 5」の第一印象を2回に分けて翻訳して公開します。前編は8月19日に公開しています)
前編より続く。
ピクセル数だけを見ると、「Galaxy Note 5」も16メガピクセルで違いがないように思えるが、今回はより大型のセンサが採用されている(「GALAXY Note 4」のf1.26からf1.9になった)。これは「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」に使用されているセンサと同じものだ。センサが大きいほど明るくなり、明るくなるほど画質が良くなる、という考えが基本となっている。もちろん、画像処理機能による差も大きいが、結論としては、総合的な画質はNote 4のときより段階的に向上しているはずだ。
S6の性能から考えれば、日中に美しく鮮明な写真を撮影できるだけでなく、暗いところや夜景の写真もシャープで明るくなるものと期待している。S6には確かに難点もあったが、全体的に見て良い写真が撮れると思う。
Galaxy S6など多くのスマートフォンと同じく、Note 5も光学式手ぶれ補正機能を備え、さまざまなモードやツールが用意されている。画面にはオートHDR、パノラマ、選択フォーカスなどがそれぞれ別モードとして表示される。まったく新しいのが、撮影した動画をYouTube(サムスンの今回の公式パートナー)に配信できるライブ配信機能だ。撮影を開始してからYouTubeに動画が届くまでには、意図的に30秒の遅延が設定されている。筆者は今のところデモを見ただけだが、これはTwitterの「Periscope」ツールに対するサムスンとYouTubeの対抗策のようだ。
自撮り好きの人にはうれしいことに、Note 5では前面カメラが3.9メガピクセルのものから5メガピクセルセンサに向上した。これも、S6とS6 edgeを踏襲した形だ。肌を補正するデフォルトの美肌モードや、友達も一緒に画面に収まる広角の自撮りモードにも期待しよう。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」