サムスン「Galaxy Note 5」の第一印象(後編)--カメラやバッテリの仕様を確認

Jessica Dolcourt (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2015年08月21日 07時30分

(編集部注:米CNETによる「Galaxy Note 5」の第一印象を2回に分けて翻訳して公開します。前編は8月19日に公開しています

 前編より続く。

カメラ性能

  • 16メガピクセルカメラ
  • 5メガピクセルの前面カメラ
  • 4K解像度の動画
  • YouTubeへのライブ配信

 ピクセル数だけを見ると、「Galaxy Note 5」も16メガピクセルで違いがないように思えるが、今回はより大型のセンサが採用されている(「GALAXY Note 4」のf1.26からf1.9になった)。これは「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」に使用されているセンサと同じものだ。センサが大きいほど明るくなり、明るくなるほど画質が良くなる、という考えが基本となっている。もちろん、画像処理機能による差も大きいが、結論としては、総合的な画質はNote 4のときより段階的に向上しているはずだ。

 S6の性能から考えれば、日中に美しく鮮明な写真を撮影できるだけでなく、暗いところや夜景の写真もシャープで明るくなるものと期待している。S6には確かに難点もあったが、全体的に見て良い写真が撮れると思う。

標準カメラメニューの一覧。
標準カメラメニューの一覧。
提供:CNET

 Galaxy S6など多くのスマートフォンと同じく、Note 5も光学式手ぶれ補正機能を備え、さまざまなモードやツールが用意されている。画面にはオートHDR、パノラマ、選択フォーカスなどがそれぞれ別モードとして表示される。まったく新しいのが、撮影した動画をYouTube(サムスンの今回の公式パートナー)に配信できるライブ配信機能だ。撮影を開始してからYouTubeに動画が届くまでには、意図的に30秒の遅延が設定されている。筆者は今のところデモを見ただけだが、これはTwitterの「Periscope」ツールに対するサムスンとYouTubeの対抗策のようだ。

 自撮り好きの人にはうれしいことに、Note 5では前面カメラが3.9メガピクセルのものから5メガピクセルセンサに向上した。これも、S6とS6 edgeを踏襲した形だ。肌を補正するデフォルトの美肌モードや、友達も一緒に画面に収まる広角の自撮りモードにも期待しよう。

ハードウェア仕様

  • サムスン「Exynos 7」オクタコアプロセッサ
  • 32Gバイトと64Gバイトのストレージオプション
  • 4GバイトRAM
  • 3000mAhバッテリ(取り外し不可)
  • microSD拡張スロットなし
  • 802.11 a/b/g/n/ac Wi-Fi

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