サムスンは現地時間8月13日、新しいモバイル決済システム「Samsung Pay」が韓国では8月20日、米国では9月28日にサービスを開始すると発表した。
サムスンは「Samsung Pay」を3月に発表していた。Samsung Payでは、クレジットカードを読み取り機に通す代わりに店頭のレジ近くでスマートフォンをかざして商品の代金を支払う。3月に同時に発表された「Galaxy S6」と「Galaxy S6 Edge」には、無料のソフトウェアアップグレードが8月中旬よりリリースされ、米国と韓国でSamsung Payに対応する。またSamsung Payは、一部の「Galaxy S6 edge+」と「Galaxy Note 5」端末にプレロードされる予定だ。
サムスンは2015年にLoopPayを買収して獲得した同システムで優位に立てると考えている。数多くの店舗でGalaxy S6やS6 Edgeなどのデバイスからの決済が可能になるからだ。Samsung Payは互換レジとの通信が可能な近距離無線通信(NFC)チップを採用するが、加えて従来のカード読み取り装置の近くにデバイスをかざすことで機能するLoopPayの技術「Magnetic Secure Transmission」を採用し、実質的にほぼ全ての支払い端末との後方互換性を実現する。
サムスンは13日、Samsung Payで新しくAmerican Express、VISA, MasterCard、Bank of America、Chase、U.S. Bankと提携することも発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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