「Broadwell」プロセッサに続く、Intelの「Core i」シリーズ第6世代のCPU「Skylake」(開発コード名)が、ドイツのビデオゲーム見本市「Gamescom」で正式デビューした。
ただし新しいSkylakeプロセッサの第1弾は、高性能デスクトップ向けの非常にハイエンドなチップ「Core i5-6600K」と「Core i7-6700K」の2種類に限定されている。これらKシリーズの2モデルは、Origin PC、Velocity Micro、Digital Stormなどの高性能PC専門メーカーから出る高価なハイエンドデスクトップに搭載される予定だ。
今後数カ月以内に、今回発表された第1弾のSkylakeチップに続いて、主流のデスクトップ、ノートPC、タブレット、ハイブリッドモデル向けにより幅広い選択肢が追加されるはずだ。
Intelでは、前世代のデスクトップ機向けハイエンドCPUとの比較で、約10%の全体のパフォーマンス向上が見込まれるとうたっている。さらにオーバークロックが容易になり、より新しいDDR4 RAMへのネイティブサポートが追加されたとしている。
米CNETでは、Skylakeチップを搭載したゲーム用デスクトップ3台(米国での販売価格は1799~4500ドル)を使った実機テストを実施した。HD動画と4K動画の両方をバックグラウンドで再生しながらHD動画を変換するという、非常に負荷の高いCNETの新テスト「Multimedia Multitasking 3.0」においても、全体的なパフォーマンスは申し分のないものだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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